お知らせ

2019年03月28日

2019年3月 NOSSオープン講座開催のご報告

去る3月23日、24日に「NOSSオープン講座」を、
新橋演舞場別館の協会本部で開催いたしました。

NOSS公認インストラクター各位はじめ幅広く
ご参加いただき、活気のある2日間となりました。

今回の講座は公益財団法人 日本フィットネス協会より、
「JAFA教育単位研修会」として認可を頂き、JAFA有資格者の方には
【JAFA/GFI9単位】を認定いたしました。

また、一般参加の方々には、2日間の受講を終了することで
「2級」の認定と「1級認定試験の受験資格」を授与いたしました。

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一日目の冒頭は、
西川右近理事長による、NOSSの社会的意義を説いた講義に続き、
事務局からの段級制度の整備状況に関してのオリエンテーションが
行われました。

西川右近理事長

その後、尾陰由美子参与による「NOSSの動きを機能解剖学的に理解する」と
「NOSSの指導テクニック~フィードバックスキルを身につける~」の
2つの講義が行われました。

尾陰由美子参与

日本フィットネス協会業務執行理事でもある尾陰参与の講義は、
いずれも実演を交えて行われ、
NOSSのおどりがスポーツサイエンスに裏打ちされた
魅力的なフィットネスでもあることを、
皆であらためて再認識。また、フィードバックスキルの講義は、
すべての指導者にとってのマスターピースと呼べるもの。

受講者各位からも、普段の指導方法を
見直すきっかけになった等のお声を頂きました。


二日目は、3つの講義が行われました。

高田華聖参与による「NOSSで学ぶ、和の所作、和の心」では、
父であり薬師寺の元管長・高田好胤師の言葉を、
ときにユーモアや、心打つ数々のエピソードを交えつつ、
解説いただきました。

好胤師の言葉は、過去のNOSS教本においても、
「おどり(振り)の解説」「作用する筋肉の解説」とあわせ、
NOSSの動きに宿る「和の心」を説くことに際し、
引用させていただいているのものです。
今回のオープン講座のテーマ「心と筋肉へのアプローチ」を
まさに体現する、初の「心」の講座に、多くの受講者が
NOSSの奥深さを再認識いたしました。

高田華聖参与

午後には、跡見友章理事による
「姿勢とバランスから理解する、NOSSの動き」の
講義が行われました。講義前半は<姿勢とバランスの概論>、
後半では日本舞踊師範資格を有する公認インストラクターの方に
ご協力を頂きながら、NOSSの各振りを体軸および理学療法の
観点から解説して頂きました。
跡見理事によって、NOSSを構成する「おどり」「筋肉への作用」
「心」の各要素に、体幹・体軸・身体バランスから学ぶ「安全性」の
視点が加わり、運動としてのNOSSの完成度はさらに進化致しました。


跡見友章理事

二日目の締めくくりとして
右近理事長による「NOSSに大切な『3つのおどり』」の講義が行われました。

NOSSには
①美しく踊ることに重点を置いたもの
②運動に重点を置いたもの
③高齢者を中心に楽しく踊ってもらう心に、重点を置いたもの

大別すると以上「3つのおどり」があることを
解説頂きました。

ご参加頂きました皆さまは、誠に有難うございました。
この度の講座が、皆さまの研鑽の一助となりましたら幸いです。

また、当日、事務局から発表いたしました
NOSS公認インストラクター向けの案内については、
今後、専用サイト「之守師範会」の会員限定お知らせで
順次公開してまいります。


今後とも、NOSSの普及にご尽力頂けますよう、お願い申し上げます。


2019年3月28
日本舞踊スポーツ科学協会 事務局

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